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対談〜〜目指すのは「同業者にも認められる医院」〜 竹内裕一+木下稔

石井室長が苦しんだ大量のプラン出し

建物の構造はスクエアプラス参加当初から計画があったということですね。

竹内先生
はい、ありました。ただ、スクエアプラスさんにお願いしてその計画が全部実現したわけではないんですけど。(笑)
木下稔
ただ建物を建てるだけではなく、事業計画をもとに、その事業計画に適した建物とはどういうものなのか、ということを専門家の立場から意見させていただくというのが私たちのやらなくてはいけない仕事です。こちらから提案させていただいたことも多々ありますね。

例えば予算のこともそうなんですけど、これだけ広い立地に建設する場合、誰からも注目を集めるような建物を建てる必要性が事業が成功を収める上で重要だろうと考えました。
それでやっかみを受けたとしても、開業時というのはそれも含めて評価が上がったと受け取ることができます。

そういう事情から設計を担当した弊社の石井には何度も設計をやり直しさせました。その理由の一例を挙げれば、石井から提出された設計上敷地の長さを強調できていないし目立たないと判断した時は、もっともっととんがるように考え直しました。そうしなければ周りの風景に溶け込んでしまいます。商業施設の場合、それではいけないんですよね。
石井は何度も設計のやり直しを経た上で初めて竹内先生に提案を行ったんですよ。石井君、難しかった?

対談風景 木下稔

石井室長
(スクエアプラス 設計室所属)はい。難しかったです。鳥取という土地の土地勘・風土勘がありませんでしたし、医師の先生というのは各々ご自身の導線を持っています。そういった点でも非常に悩みましたし、実際に社内で20近いプランを出したと思います。

対談風景 木下稔

木下稔
そのプランをほとんどダメ出ししましたからね。(笑)
私の場合、綿密に計画して2,3プラン書くんですが、それと比較しても20プランというのはかわいそうでした。でもそれも修行ですから。
結果的に敷地の奥行きと長さ、周囲からの視線を集めることができるという意味ではいいものができたと思います。
竹内先生
いや、よくこんな目立つものを作っていただきました。本当にありがたかったと思います。
木下稔
その中でも石井の「やさしさ」という部分が印象として残すことができた。もっと商業庭園など使うこともできたんでしょうが、それではどうしてもキツイ印象になってしまったと思います。しかし、完成した建物を見れば女性やお子様も安心していただける空間を創ることができました。

next.口に負けてしまった・・・。

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竹内 裕一 写真

たけうち耳鼻いんこう科 院長 竹内 裕一

医療水準の高いと言われる地元鳥取の病院で耳鼻咽喉科の医師として十分なキャリアを積み、2009年12月に開業。一見冷静沈着でもの静かな方と思いきや、インタビューは笑いの絶えない、楽しい雰囲気で行われました。医院の外観同様、洗練されているが決して冷たい印象ではなく、やさしさと誠実さを持った先生です。

参考画像

  • たけうち耳鼻いんこう科 デスク周り