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対談〜完成後のその先を見つめるホテル〜 中島太郎+木下稔

建設予算8億の理由。

中島社長
宿泊料を安くしつつもクオリティを維持しようと思えば、建設費は自ずと出ます。もちろん高いお金をかければ高いクオリティのものを作ることは容易でしょう。しかし、回収することも考慮すれば部屋単価の市場価格を考慮した上で全体の建設費用を決めなくてはなりません。建物の耐久年数と維持コストを考えた上で回収できると踏んだ額に内に予算を抑える必要がありました。だから設計費は8億程度の規模でおさえる必要があたったんです。

対談風景 左:中島社長 右:木下稔

部屋の仕組みなどはどちらが提案されているんでしょうか?

木下稔
いくつかの要望を中島社長に出していただいた上で、スクエアプラス側で何点か提案させていただき、その要望と提案をベースに練り上げていったという感じです。
中島社長
自分が強く出した要望は小上がりの設置(部屋の一部でタタミの部分)などですね。
自分が出張した際に机だと資料を拡げるとどうしてもスペースが足りない。おまけに長時間仕事をしていると、ちょっと後ろにもたれかかるとイスが倒れてしまう。そういったことが起こらないように、掘りごたつにもしていただきました。
また、掘りごたつは机部分を床に収納でき、フラットな状態にすることができるというのもお願いしたんです。なぜかと言えばエキストラユース対応ですね。
小上がりがあることで人数の追加にも柔軟に対応できます。

ベイサイドスクエア皆生ホテルの外見的特徴のひとつでもある
海へ続くフロント前の廊下についてはどういう印象をお持ちですか?

中島社長
図面の段階では当然いいデザインと思っていました。
しかし営業していく上でインフォメーションの不備もあって宿泊施設から温泉施設に移動する際などにこの時期ビル風のような強い風が発生しているようなあの廊下を通るお客さまもおられます。(※実際には外に出ないで温泉施設に行く経路が用意されています。)
こういう面は改善の余地があるだろうとも思っています。ただ、これだけ大きな施設になればどんなところにも一長一短あって実際に営業してみないとわからないということがあるんですよね。これから対応していくことになるだろう部分です。
運用部分における配慮は他にもあってエアコンの種類が部屋によって異なっているなどもその例です。一度に使用できる部屋が激減しないように故障・修理・取り換えの時期がズレるようにリスクヘッジしているんです。

next.クオリティを落とさず、予算を抑えた。そういう役割を果たしていただいた。

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ベイサイドスクエア皆生ホテル 代表取締役社長 中島 太郎

ベイサイドスクエア皆生ホテル 代表取締役社長 中島 太郎

地元皆生で育ち、北海道で観光系の会社に就職。観光とともに経理についても学ぶ。
先代の体調不良を機に皆生でも老舗の旅館「海潮園」を継ぐも、その昔堅気の経営状態は目を覆うものがあったという。しかし、中島氏の経営判断と自ら調理場にまで立つ行動力で業績を回復させる。

その手腕が評価され、皆生の一等地の宿泊施設の再生プロジェクトの管理という重責を担う。ホテル建設までには様々な困難が中島氏を襲うがまさに血を流す覚悟を持って仕事にあたってくれた周囲の助けと一度道を決めれば、迷いなく進む中島社長の推進力を持って、皆生温泉でも独特の存在感を放つベイサイドスクエア皆生ホテルを建設、営業を始めた現在も冷静な分析と一度決めたら迷わず突き進む強い意志を持って経営を取り仕切る。

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参考画像

  • ベイサイドスクエア参考画像1
  • ベイサイドスクエア参考画像2